ショップの店員は販売だけが仕事ではない

アパレルショップの店員の仕事は、商品のディスプレイやPOP作り、店内、試着室などの掃除(トイレやショーケースもあればそれらも掃除)、商品の検品、商品の整理、顧客への売りこみ、レジ操作、売り上げ管理、クレーム処理、店内でのトラブル対応などさまざま。

ただ商品を顧客に販売するだけではなく、それに付随する仕事が多数あります。

ただ、アパレルショップ店員のメインとなる仕事は「商品販売」であることに変わりありません。

ショップ店員として就職・転職するとき、またすでにショップ店員として働いている方向けのスキルアップとして販売系の民間資格を取得すると有利です。


ショップ店員は無資格でも問題なく仕事ができる

ショップ店員は無資格でも問題なく仕事ができますが、販売に関する資格があると採用担当者への印象も良くなります。

資格取得にはそれなりの費用と時間がかかるため、販売の仕事に興味があり努力できる人材であることを履歴書の段階でアピールできるからです。

ここではアパレルショップの店員にとくに有利な資格を2つご紹介しています。


ファッション販売能力検定

販売に関する知識が広範囲で取得できる「ファッション販売能力検定」 一般財団法人日本ファッション教育振興協会が認定する民間資格が「ファッション販売能力検定」です。

1級から3級までの認定級があり、1級が最上位級となっています。

3級・2級はA科目とB科目の2つの科目があり、両方とも70%以上の正解率で合格。

1級の場合は「ショップ・マネジメント知識」「販売知識」「販売技術」の3つの科目があり、それぞれ約60%以上の正解率が合格ラインと決められています。

受験資格はとくに設けられていないので、誰でも受験できるのが魅力。

3級から順番に受ける必要はなく、自信があれば1級から受験することもできます。

公式テキストや問題集が発売されているので、テキストを見ながらコツコツ自宅で独学も可能です。

販売の知識や技術だけではなく、商品管理や売り上げ管理、ショップマネージメントなどお店を運営するための知識が体系的に学べます。


販売士

商工会議所主催の公的資格「販売士」 日本商工会議所が主催する販売士資格は、公的資格として幅広く認知されています。

1級から3級までの認定級があり、ファッション販売能力検定同様にどの級からでも受験できます。

毎年多くの方が受験する資格なので関連テキストも販売されています。

テキストによる独学のほかにも、通信教育や養成講習会の受講によっても学習が可能。

講習会に参加すると、ほかの受講者と交流することができるので学習への意欲も湧きます。

商工会議所主催の試験なので受験地が全国規模となり、地方に住んでいても試験を受けやすいのが大きなメリットです。